鳥羽急行電鉄 住吉検修庫

鉄道模型で架空の鉄道会社 「鳥羽急行電鉄(鳥羽急)」を運営しています。住吉検修庫は、鳥羽急行電鉄の模型工房の名称です。個人的な趣味活動の備忘録ですので、記事の内容に関して一切責任は持てません。あらかじめご了承下さい。

ダグラスの名機を1:400スケールで

しばらく続きます、航空機模型シリーズです。
今回は、ダグラスの名機を1:400スケールで。

ハワイアン航空 DC-6
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GeminiJets 1:400
絶版だと思っていたハワイアン航空のDC-6が、航空機ダイキャストモデル専門店で
新品を取り寄せてもらうことができました。時間はかかりましたが、感謝です。

DC-6の後継機にDC-7がありますが、最後の傑作レシプロ旅客機として
名を馳せているのは、DC-6の方です。DC-7は太平洋を無給油で横断
できる性能を持っていましたが、世はすでにジェット機時代に入っており、
かつエンジントラブルが多かったせいで、DC-7が早々に姿を消した後も
信頼性の高さからDC-6は現役で活躍し続けました。

当時、ライバル関係にあった、ロッキード・コンステレーションと
並べてみましょう。コンステレーションは、以前に紹介したモデルです。
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機体デザインの優雅さではコンステレーションの圧勝という意見が多いですが、
私は端正なDC-6 の方が好みです。そして商業的には、文句なしにDC-6の圧勝でした。
この後、ダグラスとロッキードは後継機のDC-7とL-1649を開発しましたが、両機とも
ジェット旅客機時代の夜明け目前に登場したため中途半端な感が否めず、熾烈を
極めたメーカー同士のレシプロ旅客機の開発競争は終焉を迎えることになりました。
これに対し、早々にジェット旅客機開発に舵を切って賭けに出たボーイングは、
賭けに成功して旅客機メーカーとしての地位を不動のものにしました。

次は、B747と並んで私が最も好きなジェット旅客機、DC-8 です。

JAL DC-8-55
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AeroClassics 1:400
胴体延長型の61シリーズは1:500で持っていますが、胴体が細いので
1:500スケールだと今ひとつ迫力不足で、改めて1:400スケールで
買い足したものです。1:400と1:500、数字の上ではわずかな差に
思えますが、体積は約2倍になるので、見た目の存在感が結構違います。

ちなみに、1:500スケールのDC-8-61はこれです。
JAL DC-8-61
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STARJETS 1:500
このSTARJETSのDC-8はかなり出来がいいので、1:400と比べてもあまり
見劣りしません。

私の中で、DC-8と言えば、鶴丸のJALカラーです。私が航空ファンになった
きかっけの機種ですし、全然記憶にありませんが、幼いころ、海外駐在していた
父の赴任地に母と向かう時に、生まれて初めて乗った飛行機がJALのDC-8です。
写真でしか記憶にないのが残念ですが、私にとってとても思い出深い機種です。
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鶴丸JALカラーDC-8の模型は、オークションなどで出品されると定価以上の
高値になって競り合うことが多く、プレミアム性の高いモデルですが、今のところ
新品では流通していないので、仕方ありません。幸い、今回は競り合うことなく
スタート価格で落とすことができましたが、それでも、当時の定価よりも
若干高値だと思われます。
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モデルとなった登録番号JA8014号機は、手元の資料によると愛称は”ASAMA”、
1965年2月22日に運航開始、1982年6月16日に登録抹消され、海外に
売却されてます。運航期間17年間というのは、JALのDC-8では長い方です。

というわけで、あまり収集していない1:400スケールが2機、増えました。
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やはりエンジン4発が、旅客機らしい佇まいで好ましいです。

この記事を書くに当たり、持っている文献でこれらの旅客機の歴史を
改めて紐解いてみましたが、その時間がとても楽しいのです。
今夜はこれらのモデルを肴に、楽しく過ごすことにします。

”JAL永遠の翼”シリーズ増備

herpa製の”JAL 永遠の翼”シリーズ増備です。
このシリーズは8種類ありますが、No.1のB747-100、No.2のDC-10は
既に入手済み。今回は、No.4のMD-11とNo.6のDC-4の2機です。
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JAL MD-11
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今ではほとんど見られなくなった3発機です。DC-10のハイテク版後継機で、
外見はよく似ていますが、主翼先端にウィングレットが装備されているので
区別はつきやすいです。JALは1993年から合計10機導入しました。
愛称は尾翼エンジンに記載されている”J-Bird”で、1機ごとに日本の野鳥の
名称が付けられました。このモデルは、JAL初号機であるJA8580で、愛称は
”エトピリカ”、アイヌっぽい語感なので、北海道の野鳥でしょう。

この当時のherpa製のモデルは尾翼がプラスチック製で、白は基本的に無塗装。
経年劣化で黄色に変色してしまうのが欠点ですが、これはまだ大丈夫でした。
黄変の進行を遅らせるため、クルマ用のコーティング剤で保護しておきます。

このMD-11ですが、実はちょっと性能的に物議を醸しました。
DC-10との平面形の違いを見てみましょう。
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左がMD-11、右がDC-10です。水平尾翼の面積が、随分と違いますよね。
MD-11は空気抵抗の減少化のために重心位置を後方にずらし、水平尾翼を
小さくしたのです。水平尾翼を小型化して不足したピッチングの安定性を、
LSASというシステムで補完しているのですが、これが操縦特性をトリッキーに
してしまい、生産機数の割に事故が多い原因ではないかと言われています。
日本でも、1997年に伊勢湾上空で機体が突然、乱高下した、いわゆる
”JAL706便乱高下事故”、最近では2009年、成田空港でFedExのMD-11が
着陸時に大きく3回バウンドして横転・炎上した事故が、生々しい映像とともに
報道されました。

JAL706便の事故は、航空・鉄道事故調査委員会が機長の操縦ミスが原因との
調査報告書を出してきましたが、裁判の結果、調査報告書の内容が否定され、
原因は操縦ミスではないという判決が確定しています。FedExの成田空港での
事故も、ピッチングの安定性不足に起因するとの見方が有力です。

このように、ちょっと曰く付きの航空機だったため、JALではDC-10よりも
早い2004年に全機が退役、海外でも旅客型は全機が退役し、現在は
貨物機のみが運航されています。このモデルのJA8580号機はUPSに
売却され、登録番号N272UPとして、現在も活躍中であることは、
フライトレーダー24で確認しました。まだ飛んでいるんですね。

MD-11の操縦特性については詳しく調べたことがあるので、まだ書きたい
ことがたくさんあるのですが(笑)、きりがないので、先に進みましょう。

JAL DC-4
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私が大好きなレシプロ旅客機、DC-3の後継機です。第二次大戦後、禁止されていた
日本の航空が再開された頃に、日本の空を支えた航空機です。このDC-4から
DC-6、DC-7と続く一連のダグラス4発レシプロ旅客機は、どれも均整のとれた
プロポーションで、DC-3と同じぐらい、好きな飛行機です。
DC-4に乗務経験のあるパイロットの話によると、このころの飛行機は巡航中でも
マニュアル操縦だったので、たとえばCAさんが客室の前方へ歩いてきたりすると、
操縦桿のフィーリングでそれがわかったそうです。

昨年の秋に収集を再開した航空機モデルですが、再開後の増備数を数えてみると、
軽く20機を超えていました。こんなに増える予定はなかったのですが・・・
航空機模型を眺めながら、その歴史を紐解くのが私にとって至福の時間なので、
これからもまだ増えそうです。

”ありがとうジャンボ”シリーズ増備

しばらく航空機模型の記事が続きます。
ご了承ください。

1:500スケールでコレクションしているダイキャスト航空機モデルですが、
なかでもメインで集めているB747ジャンボ機が3機、新たに増えました。

ホーガンの”ありがとうジャンボ”シリーズです。
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JAL B747-200B エグゼクティブ・エクスプレス
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B747-200Bシリーズのうち、エンジンをB747-300用に換装し、燃料タンクを
増設して1万キロオーバーの航続距離をもたせたのが、JALに納入された
JA8161、JA8162、JA8169の3機。これにより、胴体短縮版B747-SPの
十八番だった東京ーニューヨークのノンストップ飛行が従来型の機体で
可能になりました。

この3機はエグゼクティブ・エクスプレスと称され、その名のとおり、ファーストクラス、
ビジネスクラス主体のシート・コンフィギュレーションとなっていました。機首部分には、
誇らしげに”EXECUTIVE EXPRESS”と描かれています。
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1985年からはエコノミークラスを廃したファースト・ビジネスクラスオンリーになり、
まさにバブル経済へまっしぐらに突き進んでいた時代の日本を象徴した機材です。
外見では、機首に描かれたロゴマークでしか判別できませんが、日本にもこんな
時代があったということの追憶にひたることができる、そんなモデルです。

ちなみに、このJA8161号機は、後に貨物機へと改装され、2007年に退役しました。

JAL B747-100B/SUD
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JALに2機だけ納入された型式のB747です。一見すると、B747-300 と同様の
SUD(Stretched Upper Deck アッパーデッキ延長型)ですが、エンジンを
本来のB747-300用のJT9D-7R4Gではなく、B747-SR(国内線仕様)のJT9D-7Aを
搭載しているので、300型ではなく、100型に分類されてます。

1500機以上も生産されたB747シリーズの中でも、この100型SUDタイプを発注
したのはJALのたった2機だけで、非常に希少なものですが、モデルで眺めると、
エンジンが、このようにわずかに違うだけで、通常のB747-300とほとんど区別が
できません。

B747-100/SUD搭載のJT9D-7Aエンジン
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B747-300搭載のJT9D-7R4Gエンジン
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穿った見方をすれば、モデルのメーカーにとってファン心理をついたおいしい商品
ということになるのでしょうか。

JAL B747-400 国際線就航50周年記念塗装機
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特別塗装機というのはあまり好きではないのですが、これはちょっと
センスがいい特別塗装機だと感じました。胴体後部に国際線初就航時の
航空機であるDC-6B型機(36人乗り)が原寸大で描き込まれているのです。
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当時の機材の大きさとB747の大きさの違いを視覚的にとらえることができ、
なかなか面白いと思いました。

このほかに、国際線初便の最初の寄港地(テクニカルランディングは除く)が
ハワイであったことから、「JAL-HAWAII 50th ANNIVERSARY」の文字と
JAL Feel New Hawaii」のキャンペーンロゴが描かれています。
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B747は、ANAのカラーリングが一番好きですが、JALが導入したB747は
113機で、世界最大のB747ユーザーだったことから、在籍していた型式も
バリエーションに富んでおり、SPや最新型の8型以外は、ほぼ全て導入
していたのではないかと思われます。そのため、私のB747コレクションも
ANAよりJALの方が圧倒的に多くなっています。

航空機モデルシリーズ、まだ続きます。

やはり出ました

アルプスの赤い客車EW-Iが出たときに噂はあったのですが、
Ge4/4Ⅱの発売が現実になりました。
GE4-4II
久々に、待っていたものが出た!という感じです。
もちろん、早々に予約を入れましたが、発売予定は来年2月。
果たしてそれまで、当鉄道のスイスブームは続いているでしょうか?!
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